あなたは肺がんではありませんか?

早期の肺がんには特に症状はありませんし、かなり進行しても症状が出ないことだってあります。

少しでも肺がんを疑うことがあったら、1日でも早く受診して検診を受けましょう。

肺がんは早い時期に発見するのが困難な病気なのです。

肺がんは誰にでも起こる可能性があります

肺がんのリスクとして大きく占めるものにタバコが挙げられます。

タバコが肺がんのリスクとなることは、さまざまな調査から明らかにされています。

しかし、タバコを全く吸っていない、近くにタバコを吸っている人がいない人でも肺がんになるケースもあります。

肺がんの原因になるものは、タバコ以外でも車の排気ガスなど汚れた空気を吸うこともあります。

呼吸により何年もリスクが蓄積され、年齢を重ねるごとに肺がんのリスクは高まると考えます。

最近では、タバコを吸わない女性にも肺がんが増えているという報告もあります。

治癒の可能性を高めるためには早期発見がかなり重要

少しでも肺がんを疑うことがあったら、1日でも早く受診して検査を受けましょう。

早期で肺がんを発見できれば、手術を行うことでほとんどが直せる可能性があります。

発見が遅くなれば、命を落とす可能性が高まります。

肺がんは早期では特に自覚症状はありません。

もし症状を自覚したときには、すでに進行しているケースも多いので、40歳以上の人は年に1度の検診をおすすめします。

肺がんの診断に役立つCT

ヘビースモーカーと呼ばれる重度の喫煙経験のある人にはCT検診が有効です。

米国臨床試験でCT検診を受けた人がレントゲン検診を受けた人に比べて、肺がん死亡率が20パーセント減ったというデータもあります。

肺がんがどの場所に、どのぐらいの大きさで、どのぐらい広がっているかを調べるのは、胸部X線(レントゲン)とCT検査です。

最近のCT検査には、極めて低い線量で撮影ができるタイプの装置も開発されています。

肺がんであることを確定するには、病巣から組織を採取して顕微鏡で調べ、がん細胞があることを確認する必要があります。

こうした診断をするのは専門医ですから、早めに専門医への受診が必要となるわけです。

早期に発見することができれば肺がんも治る可能性が!

肺がんは進行度やがんの性格によりますが、多くは再発の可能性がゼロとは言い切れない病気です。

手術で完全に肺がんを切除したと考えられても、手術したときにはすでにがん細胞が血液に乗ってほかの臓器へと転移ることがあるからです。

しかし、さまざまな研究により「超早期がん」が見つかるようになり、早めに対処をすれば治癒率が高くなってきました。

肺がんもその他のがんも5年間再発がなければ、一般には「治癒」と判断されます。

がんによって異なる生存率

男性は前立腺がん、結腸がん、直腸がん、女性は乳房がん、子宮がん、結腸がんなどが、生存率が高いという結果が出ています。

肺がんは男性が約25パーセント、女性は約40パーセントと全体から見ると高くはありません。

結局、早期発見が大切

がんのできた場所にとどまっている段階(ほかへ広がっていない、あるいは、できた場所の近くの毛細血管やリンパ管に入り込んでいない状況)で治療すれば治癒するものもあるので、早期発見・早期治療が大切なのです。

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