検診で胆のうにポリープを発見!放置していて大丈夫?

胆のうポリープの大半は良性です。しかし中には悪性も含まれるため経過観察が大切になります。

臓器の壁が隆起したものの総称をポリープといいます

ポリープという病名は、胆のうだけでなく胃や大腸などの部位でもよく聞かれますね。

胆のう壁など、臓器の壁が隆起したものの総称をポリープといいます。

胆のうポリープは良性が多い

胆のうにできる胆のうポリープは、胆石と同様に健康診断でたまたま見つかることが多くなってきています。

胆のうにできるポリープは、ポリープだけであれば自覚症状は基本的にはありません。

胆のうの出入口付近にできた場合には症状がありますが、きわめてまれです。

胆のうポリープは、胆石や胆のう炎などを合併していない場合には、ほとんど症状がありません。

胆のうにできるポリープの中でもコレステロールポリープは、茎があるタイプのポリープが多く、良性のものも多いです。

茎のないポリープは悪性のものも混じっている可能性があります。

中には悪性のポリープも存在する

胆のうにできるポリープは大半が良性です。

しかし胆のう腺腫という種類のポリープは、ときに悪性化することもあるポリープです。

良性だと、粘膜よりも深くなりませんが、悪性だと筋層を超えて他の臓器にまで浸潤していきます。

次は、胆のうポリープの種類について解説します。胆のうポリープには、さまざまな種類があり、発生原因や性質で分類されています。

胆のうポリープの中でも最も多いのは、コレステロールポリープです。コレステロールポリープは、大きさが数ミリで、多発する傾向があります。胆のう壁にしみこんだコレステロールの増加がポリープを作る要因となります。

大きさが10㎜を超えると要注意

胆のうポリープが良性か悪性かを見きわめるポイントの一つにポリープの大きさがあります。大きさが10mm以下であればがんの確率は10%以下、10~20mmでは30%、20mmを超えるとほとんどががんと言われています。

画像検査の様子から、コレステロールポリープなど、良性の病変とわかれば特に治療の必要はありません。ただし、胆石や胆のう炎などを併発していれば治療の必要が出てきます。

良性なら治療不要ですが、経過観察は必要です。ごく初期のがんがまぎれている可能性もゼロではありません。

発見されたときは小さくても、その後大きくなる可能性もあります。

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