意外と知らない?胆のうの働き

胆のうは肝臓、膵臓と連携して消化に関わっている

まずは、胆のうが身体の中でどんな役割をしているのかを説明します。

“胆のう”が身体の中のどこにあり、どんな働きをしているのか、正確に答えられる人は少ないかと思います。

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胆のうの解剖について

胆のうは身体の右側の上腹部で肝臓の下辺りにあります。胆のうには胆管があり胆汁の通り道になっています。胆のうと胆管を合わせて胆道と呼びます。

胆のうには胆汁という緑の液体が入っていることは、なんとなくご存知の方も多いかもしれないですが、胆汁は肝臓で作られています。

嘔吐の時には逆流をしたりして緑色の苦い液体は、この胆汁なんです。

胆のうには2つの働きがあります

まずは胆汁を貯えるという働き。肝臓で作られた胆汁は、胆のうに貯まっていきます。

もう一つの働きは、食べ物が胃を通り十二指腸に到達したときに、胆のうがギュッと収縮して、貯めていた胆汁を十二指腸へと排出するという働きです。

胆汁は乳化作用がある

では胆汁にはどんな働きがあるのでしょうか。脂肪やコレステロール、脂溶性のビタミンなど水には溶けにくい物質を水に混じりやすい状態に変える乳化という作用が、胆汁にはあります。

乳化って何?

乳化は、油と水をなじませる作用のこと。油は水と相性が悪いので、そのままだと分離してしまいますよね。しかし、牛乳の脂肪分は水と混ざり合っていますね。

つまり、牛乳のように油と水をなじませることが乳化というのです。

食べ物の中に含まれる油は、胆汁の働きで乳化させることで消化酵素の働きを受けやすくなります。消化酵素の働きを受けやすいということは、消化され吸収したり、利用されやすい形に分離されるということですね。

胆汁は、肝臓、脂肪の消化酵素はすい臓が作る膵液。つまり胆のうは、肝臓やすい臓と連携をして、消化に大きく関わっています。

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