乳がんのタイプはさまざま。自分の病態を知ることの大切さ

乳がんの病態はさまざまで、一人ひとり違います。分類や病期(ステージ)など、いろいろなパターンがあります。そのパターンによって治療方針も変わりますが、方針の希望も可能です。医師のいいなりにならず、自分の病態を知ることは大切です。

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しこりに触れない乳がんは治りやすい

乳がんは、進行すれば大きくなりますが、早期に発見し小さい乳がんであれば10年生存率は95%以上にもなります。また、乳がんには種類もたくさんあり、治りやすい病態の乳がんもあります。さまざまな病態がある乳がんですが、自分がどのタイプかを知ることは大切なことですので、しっかりと検査をすることをおすすめします。

自分の病態を理解することの大切さ

以前は乳がんと言えば、乳房を切除するという方針しかありませんでした。しかし、今はさまざまな治療法があり選択できる時代です。乳がんと診断され、病態を知り治療を進めるために、たくさん検査をします。がんがどんな状態にあるかは、検査の結果からわかってきます。

検査結果は専門的なものですが、自分の治療方法を理解し、納得して取り組んでいくためには必要な情報です。

医師には説明する義務があり、患者には知る権利があります。わからないことがあれば説明を受けましょう。メモをとる、コピーをとるなどすることも大切です。

病期によって異なる生存率

乳がんの進行度は、しこりの大きさ(T)、リンパ節への転移の有無(N)、乳房以外の臓器への転移があるかどうか(M)のTNMの組み合わせで決まります。これをTNM分類と呼び、0期からⅣ期まであります。数字が大きい方が進行しており、生存率も低くなります。乳がんが早期で発見することができ、Ⅰ期であれば治療成績は90%と良い成績になります。

乳がんの病態はさまざま

乳がんの病態を考える要素には、浸潤の有無やサブタイプ、進行度(ステージ)、がんの悪性度など、たくさんのものがあります。要素の組み合わせはさまざまで、乳がんといっても、その病態は一人ひとり違います。がん細胞の遺伝子を検査することによって現在一般的に行われている分類よりも、さらに詳細な分類までできるようになってきています。

同じ進行度でも、サブタイプや悪性度が違えば、違った治療法になります。その人のライフスタイル、年齢や希望によって方針も変わります。たくさん乳がんについて調べると情報にあふれてしまいますが、他人の治療と自分の治療を比較して、不安になったりするのは意味のないことです。他人と自分の乳がんは同じではありません。

検査の仕組みや、疾患などを解説