乳がんの問診では何を聞かれるの?

しこりが見つかって、乳がんが不安。

病院に行きたいけれど、どんな検査をするのか、問診とか触診とかってどんな風なのかがわからないと不安ですよね。

そこで、問診ではどんなことが聞かれるのかについて解説していきます。

【ドクターベジフル青汁】

問診・視触診で患者本人から情報を集めます

乳がんが不安で病院にいったとき、初診でかならず行われる問診は、患者の基本情報を集めます。

患者さんの情報を集めたあとに聞かれることは、現病歴、既往歴、家族歴についてです。

まず聞かれる情報とは?

初めに聞かれるのは身辺調査のようなものです。

結婚しているか、していたか、月経の周期はどうか、妊娠・出産は経験したか、授乳の有無などです。

現病歴とは?

自覚症状があるかどうかについてです。しこりがあるかどうか、乳頭から分泌物が出ている、乳房痛があるなどの症状について聞かれます。

しこりがある場合は、いつからか、片側なのか両側なのかといったことを聞かれます。

既往歴とは?

これまでに乳腺疾患や内分泌疾患、婦人科系疾患、他臓器悪性腫瘍などになったことがあるか、乳腺症と診断されたことがないかなどです。

ほかには更年期障害や経口避妊薬(ピル)を服用しているか、ホルモン補充療法を行っているかなども聞かれます。

家族歴とは

近縁者の乳がんや卵巣がんの発症の有無、家族の中でがんにかかった人がいるかなどについて聞かれます。

乳がんは遺伝にも関係しているための問診項目です。

視診や触診では、左右とも全体を診ます

診察では問診以外にも視診、触診があります。

視診とは、医師が乳房をみて、乳房に変色はないか、左右の乳房の大きさの違い、皮膚の陥没、乳頭の変形などを観察する診察です。

乳房の大きな人は座った方がわかりやすいこともあります。

乳房の皮膚に赤みや発疹があるかどうかもチェックします。

首から肩までを見ていきますので、上半身は脱いでもらうことにはなります。

触診では実際に乳房やわきの下などのリンパ節にふれて、がんが疑われるしこりがあるかどかを診察します。

座って全体をチェックしたら、診察台で寝てチェックします。

指の腹で軽く圧をかけながら触診をしていきます。押して痛いところはないか、乳頭から分泌物はないか、しこりや堅い部分はないかなどを調べます。

しこりがある場合には、大きさ、形、硬度、可動性などもチェックします。

自覚するしこりがある場合は医師に伝えましょう

医療機関によっては、問診のあとにマンモグラフィ検査を行い、それをもとに視触診をするところもあります。

また超音波検査と同時に視触診を行う場合もあります。

気になる症状、しこりや皮膚のひきつれ、乳頭分泌物などがある場合は、そのことを医師に伝えましょう。

検査の仕組みや、疾患などを解説